複数のシステムを併用していた生産準備システムを、JSOLのものづくリンクに統一。業務の流れが直列から並列に変わり、進捗やプロセスの管理が効率化。機密情報漏えい対策も強化

更新日:2025/05/19
株式会社オティックス

エンジン部品を中心とする自動車部品の開発から生産までを行うオティックスでは、基幹システムの刷新に伴い生産準備システムの改善を検討していた。生産準備の進捗管理、プロセスを改善するだけでなく、機密データの情報漏えい対策、部門間の最適な情報共有などを目的として選ばれたのがJSOLのPLMソリューション「ものづくリンク」だった。

課題

● 古い生産準備システムのため、機密情報管理を徹底する上で課題があった
● 生産準備では二つのシステムを使い分けしていたため、情報が分散。効率的な利用が難しかった
● 進捗管理やプロセスの管理体制を見直し、効率の改善を図りたい

解決

● 開発設計の業務プロセスを標準化

● 生産準備システムをものづくリンクに刷新

効果

● シングル・サインオンで使い勝手が改善。ユーザーライセンスフリーにより、利用者の拡大も容易に
● 紙の図面もデジタルデータも、セキュアドキュメントビューアで安全に管理
● ものづくリンクによるデータの一元管理で、部門の壁を越えた一気通貫の連携が実現
● 海外からでもセキュアかつ迅速な情報共有が可能に

株式会社オティックス
生産技術本部
第2生産技術部 部長
伊藤 博明 氏
株式会社オティックス
営業本部 第2営業部
主査(部長級)
石川 鎮夫 氏
株式会社オティックス
第1技術室 総括グループ
主任級
都築 昌枝 氏
株式会社オティックス
第1技術室 総括グループ
GL
山根 真之 氏
株式会社オティックス
ホールディングス
経営管理本部 DX推進室
経営管理部
情報システムグループ
主幹
中村 幸寛 氏
株式会社オティックス
ホールディングス
経営管理部
情報システムグループ
主任級
石川 裕也 氏

品質のオティックス、さらなる品質向上を目指し生産準備システムを刷新へ

愛知県に拠点を置き、国内の自動車産業を機械加工技術で支えているオティックス。1918年の創業から100年を超える同社では、古くから営んできたエンジンの動弁系の部品生産だけでなく、アルミダイカストを用いた電動化など、先端技術への挑戦も進めている。
業界屈指の強みと言えるのが、高度な品質管理だ。「お客様目線に立った大切な部品づくり」という観点で製品生産を手掛けるオティックスは、2021年にTQM(総合的品質管理)が優れた企業に贈られるデミング賞大賞を受賞しているほか、取引先である大手自動車メーカーからも品質管理に関するさまざまな賞を得ている。
数年前から基幹システムの刷新に取り組んでいたオティックスだが、その目的の中には「生産準備システム」の改善もあった。多くの部署にまたがって設計や生産方法の検討などを行う生産準備には、いくつか課題があったという。
当時のオティックスは、進捗管理とドキュメント管理に、異なる二つのシステムを用いていた。システム刷新に向けた開発・生産準備ワーキングのリーダーを務めていた生産技術本部 第2生産技術部 部長の伊藤博明氏は「二つのシステムを使い分けていたため、情報共有や検索をするのに使いづらさを感じていました。同時利用ユーザー数の制約もあり、営業部と技術部だけで利用していたのが実情です」と語る。
営業本部 第2営業部 主査(部長級)の石川鎮夫氏は「営業部では生産準備の指示書を作るツールとしてのみ利用していました。さらに帳票は表計算ソフトで作り、紙に印刷して回覧するなど、やり方も不統一でデータも点在していました」と振り返る。

使い勝手やライセンス体系の良さから、ものづくリンクを導入へ

開発・生産準備ワーキングにおける基本コンセプトは三つあった。一つ目は「機密情報の取り扱い」。二つ目は「情報を各部門で最適に共有すること」。そして三つ目は「生産準備を含めた進捗管理やプロセスの管理」である。
ちょうどこの時期「生産準備システムを刷新した」という同業他社から話を聞く機会を得た。その会社で導入していたのがJSOLのPLMソリューション「ものづくリンク」だった。そこに参...

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