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マニュアルReplit

2026年07月31日

ガードレール設定 — Agentが暴走しないための
制約指示の書き方

  • 著者情報

    JSOL Replit担当

Replitでは、エージェントが既存のコードを意図せず書き換えたり削除したりするリスクを抑えるために、replit.mdというファイルに「制約指示(ガードレール)」を設定しておくことができます。
replit.md は、Replitのエージェント向けに使用する特別なファイルで、エージェントはプロジェクトの一番上の階層にこのファイルを見つけると自動的に読み込みます。

このファイルは、プロジェクト作成時にエージェントによって自動生成される場合もありますが、なければエージェントに指示して作成させたり、手動で作成することも可能です。
このファイルにプロジェクトの概要、コーディング規約、触ってはいけないファイル、そのほか実行時のルールなどを書いておくことで、エージェントの意図しない書き換えや削除を抑制できます。
以下の例では、
● 触ってはいけないファイルや関数
● 変更してよい範囲
● 実装前に確認してほしいタイミング
を replit.md に記載しています。

以下は、ガードレール設定のサンプルです。
この他にも、エージェントに実装してもらう際に気を付けてほしい内容を、自然言語で自由に記述できます。


## ガードレール設定

### 絶対に触ってはいけないファイル・ディレクトリ

- `lib/db/schema.ts` — データベーススキーマの変更は必ずユーザー確認を取ること
- `lib/api-spec/openapi.yaml` — API仕様の変更は必ずユーザー確認を取ること
- `artifacts/api-server/src/index.ts` — サーバーエントリーポイントは変更禁止
- `.replit` / `artifact.toml` — 環境設定ファイルは変更禁止

### 変更範囲の限定ルール

- フロントエンドのタスクでは `artifacts/api-server/` 以下を変更しないこと
- APIのタスクでは `artifacts/*/client/` 以下を変更しないこと
- 1つのアプリのタスクで、他のアプリのファイルに触れないこと
- 例:`daily-production-report-app` のタスク中に
`defect-report-app/` を変更しない

### 確認を求めるタイミング

以下の操作を行う前は、必ず作業を止めてユーザーに確認すること:

- データベーステーブルの削除・カラム削除を伴うマイグレーション
- 既存APIエンドポイントのURLやレスポンス形式の変更
- 依存パッケージのメジャーバージョンアップ
- 3ファイルを超えるファイルの同時変更
- 変更後に動作確認が取れるまで、次のタスクに着手しないこと[



チェックポイントとの組み合わせ

Replitでは、コードの変更履歴がチェックポイントとして自動保存されます。
ガードレール設定で事故を未然に防ぎつつ、万が一問題が起きた場合でもチェックポイントから以前の状態に復元できます。

これらを組み合わせることで、二重の安全対策として活用できます。

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