JSOLJSOL

  • TOP
  • JSOLの強み
  • ソリューション
  • 導入事例
  • ブログ

お役立ち資料

お問い合わせ

  • TOP
  • JSOLの強み
  • ソリューション
  • 導入事例

お役立ち資料

お問い合わせ

ホーム > SAPブログ > ピークは2030年!?S/4HANAへの移行を考えよう

2025年03月24日

ピークは2030年!?S/4HANAへの移行を考えよう

2025年も1Qが過ぎようとしていますが、SAP ERP(ECC6.0) のサポート期限が切れる2027年まで2年となりました。
筆者自身、ECC6.0を利用されているお客様に対し、移行のご提案、プロジェクト推進を実施していますが、ここで、ECC6.0の移行、S/4HANAの導入・移行について、整備したいと思います

  • trck58000000247e-img/BANDO2.jpg写真

    著者情報

    板東 貴治

    プラットフォーム事業本部
    JSOL認定プロフェッショナル(ITアーキテクト)。入社以来、SAPシステムに関するBASIS、プラットフォーム構築を担当。最近では、ユーザ現場の問題・課題を解決すべくプラットフォームの幅を広げ、デジタルツインの実現に関する取組も実施する一方、大学生にITに興味を持ってもらう活動も実施。

RISE with SAP と GROW with SAP

2020年以降、SAP社はクラウドシフトを強めていますが、SAP社が提供するERPもPaaS/SaaS型提供となっており、その主力サービスが「RISE with SAP(以下、RISE) 」と「GROW with SAP(以下、GROW) 」となります。
内容は、ERPであるS/4HANA Cloudに加え、周辺のPaaS/SaaS利用が可能なライセンスも含めたサービスとなります。
RISEでは、運用するクラウドプラットフォームをユーザ企業が選択できるため、自社で利用しているクラウドサービスに合わせることが可能です。
RISEとGROWの違いは、中核であるS/4HANA Cloudの提供の仕方にあります。
RISEは、アドオンが利用可能なS/4HANA Cloud Private Editionであるのに対し、GROWはアドオンが原則利用不可なS/4HANA Cloud Public Editionとなります。
(RISEの詳細は、本ブログシリーズの「RISE with SAPってなに?5分で知るRISE with SAP魅力とは」)
DXを推進する上 でAIの活用は避けて通れませんが、SAP社も生成AIも含めたAI関連機能をS/4HANA Cloud経由で提供する方針を出されており、新 技術を利用するためにも、RISE、GROWへのクラウドシフトは、ユーザ企業の戦略として重要となると考えています。

なお、SAP社は2023年にS/4HANAのオンプレミス版のライセンスを新規販売しない方針を出されています。
このため、新規でS/4HANAを導入されるユーザ企業は、RISEかGROWを選択することになります。
また、現在ECC6.0を利用されているユーザ企業も、S/4HANAへの移行を行う際には、RISEもしくはGROWへクラウドシフトを検討していくことになります。

 
 

S/4HANA移行の3つの方法

ECC6.0からS/4HANAの移行には、3つの方法があります。

・Greenfield:業務プロセスの標準化なども実施した上で、S/4HANAを新規導入。データの移行はマスタデータのみ。
・Brownfield:ECC6.0のアドオンやカスタマイズを原則そのままで、S/4HANAに移行。ECC6.0上の取引データも移行される。
・Bluefield:ECC6.0の設定やデータを選択して移行。「選択データ移行」とも呼ばれる。

Brownfieldでは、既存環境を全てS/4HANAに移行するため、一般的にGreenfieldと比べて導入期間が短く、また導入費用も安価になります。
ただし、移行先はアドオンを利用できないGROWを選択することができず、RISEのみが移行先対象となります。
また、RISEを選択した場合でも、ECC6.0のアドオンをそのまま利用することが難しくなってきています。
SAP社のS/4HANA Cloudの導入方針として、「クリーンコア」が提唱されているためです。
クリーンコアとは、S/4HANAの機能やデータ構造を変更するようなアドオンを利用せず、標準機能の状態を維持して導入することを指します。
クリーンコアの狙いは、以下にあります。

・S/4HANA Cloud Private Editionは、今後2年おきにアップグレード製品がリリースされるが、アップグレードから受ける影響を小さくする。
・AI等の新機能を利用する際も、クリーンコアでの利用が条件となる。

上記のこともあり、S/4HANAの導入においては、パッケージが保有するプロセス・機能に合わせて業務改革を行う「Fit to Standard」の
アプローチが基本となってきています。
このアプローチには時間を要する点が、S/4HANAへの移行を難しくしている点でもあると考えています。
なお、JSOLでは「Fit to Standard」アプローチへの取り組みを進めており、弊社のSAPテンプレート「J-Model」も「J-Model2.0」として準備していることを記しておきます。
Fit to Standard、J-Model2.0に関する記事は、別の機会に記したいと思います。

ECC6.0の2030年までの利用は危険!?

上述で、ECC6.0のサポート期限は2027年 と記しましたが、厳密にはECC6.0のサポート期限は以下の通りとなります。
・ECC6.0 EhP0~EhP5:2025年12月まで
・ECC6.0 EhP6~:2027年12月まで
・ECC6.0 EhP6~:有償延長サポートにより、2030年12月まで

上記より、「2030年までECC6.0を使い続けられる」と思われたユーザ企業は注意が必要です。
この理由として、2027年を過ぎたあたりから、S/4HANAをオンプレミスで導入したユーザ企業がRISEやGROWへ移行する可能性がある点、また、メインストリームメンテンナンスが7年となったS/4HANA2023が2030年にサポート切れとなり、アップグレードが行われる点、が挙げられます。

まとめ

ECC6.0からS/4HANAへのクラウドシフトにおいては、SAPの知見だけではなくクラウドの知見もあることがPJ成功における重要なポイントであり、パートナー企業の「取り合い」が起こっているのも事実です。
ユーザ企業のお客様は、ECC6.0の 移行に対し、「2030年まであと5年ある」と考えず、ぜひDX推進を行う中での「基幹システムの刷新」として取り上げていただきたいと思います。
また、ECC6.0 の移行について相談したいという場合は、JSOLにお声掛けいただきたく思います。


SAP BASIS ソリューション
https://promotion.jsol.co.jp/sap/basis.html

※本記事に記載されている製品・サービス名称は、各企業・団体の商標または登録商標です。

お問い合わせはこちらから

お問い合わせ

カテゴリ

  • SAP導入事例集
  • サブコンテンツバナー2

お気軽に資料の閲覧、
お問い合わせください。

  • SAPのご相談、お問い合わせはこちら
  • SAPの資料、ホワイトペーパーを
    こちらからダウンロードいただけます

株式会社JSOL

  • 企業概要
  • 個人情報保護方針
  • クッキーポリシー

© 2025 JSOL CORPORATION