2025年01月28日
RISE with SAPの導入・移行はお任せ!
JSOLのSAPベーシスサービス
SAPシステムの導入・移行に当たって、このような話をお聞きではないでしょうか。
「SAPのバージョンアップの期限が迫っている」
「プラットフォームもSAP社のマネージドサービスの「RISE with SAP」の利用検討が必要だな」
「ただ、SAPの導入や移行ができるパートナーに、人がいないと聞いているけど…」
「そもそも「RISE with SAP」ってマネージドサービスだけど、ユーザー側でやることあるのかな?」
本ブログでは、SAP導入・移行プロジェクトを組成するに当たって必要となる「SAPベーシス」領域を中心に、導入・移行時の懸念点の背景や内容および、懸念点に対応可能なJSOLのSAPベーシスサービスをご紹介します。
SAP社のマネージドサービス「RISE with SAP」の利用とユーザー作業
従来、ユーザー企業が管理するインフラ基盤上で稼働することの多かったSAPシステムですが、昨今SAP社はマネージドサービスとして提供する「RISE with SAP」の利用を強力に推進しています。(RISE with SAPの詳細は、本ブログシリーズの「RISE with SAPってなに?5分で知るRISE with SAP魅力とは」※1をご参照ください)
「RISE with SAP」では、Roles & Responsibilities(※2)に従って、SAP社とユーザー側の責任範囲が明確に決まっており、導入・移行プロジェクトでは、下記のようなシーンでプロジェクトのベーシス担当の対応が必要になります。
・プロジェクトタスクに応じたベーシス作業計画の立案
・お客さまの利用機能に合わせたベーシス設定(SAP社への作業依頼を含む)
・RISE with SAPとユーザーサイトのネットワーク接続(お客さまサイト側の設定作業支援)
・ジョブ、インターフェース、帳票、認証基盤など3rd Party製品利用時の環境構築、処理方式の設計・実装
・カスタマ要件に応じた、エスカレーションも含めた監視・検知・通知運用の設計・実装 など
「RISE with SAP」の活用によりSAP製品の設定作業や、一部インフラ領域の定型作業等の点ではベーシス担当の負荷低減が見込まれますが、SAPと連携する周辺システム、サービスなども含めた導入・移行プロジェクト全体の設計・推進という面では、プロジェクトのベーシス担当が従来通り必要と考えています。
※1…https://promotion.jsol.co.jp/platformservice/blog/rise-with-sap-vol1.html
※2…SAP構築・運用で発生するインフラ・ベーシスタスクの役割分担が定義された文書
SAPベーシス技術者の不足と背景
「RISE with SAP」の利用に当たっても、導入・移行のプロジェクトで必要となるSAPベーシス技術者ですが、「2025年問題」や「2027年の壁」の影響を強く受けると見込まれています。
これらのワードは、SAPの一世代前のバージョンであるERP6.0が、2025年もしくは2027年(※1)にサポートを終了することにより、最新バージョンのS/4HANAへの移行を検討する必要があることなどの諸課題を指しています。
また、S/4HANAを既に利用している場合でも、利用しているバージョンのサポート期限に合わせて2027年までにバージョンアップが必要になります。これらのS/4HANAへの移行や、バージョンアップのプロジェクトが集中することで、SAPの技術者が不足するとされており、その中でも特に「ベーシス」領域の不足が顕著と考えられています。
では、なぜSAPの「ベーシス」領域への影響が大きいのでしょうか。ベーシス担当は一言でいうと「SAPの土台を支えるミドルウエア・インフラ領域」を担当しています。その役割の中でSAP製品のERP6.0からS/4HANAへの移行やバージョンアップ作業は、ベーシス担当が主に実施します。バージョンアップに伴うプログラムの改修や、機能追加などもありますので、アプリケーション担当と共同でのプロジェクトとなりますが、新規導入プロジェクトと比較すると、S/4HANAへの移行やバージョンアップのプロジェクトでは、ベーシス担当の役割の比重が大きくなると考えられます。これらのことより、「2025年問題」や「2027年の壁」の中でも特に「ベーシス」領域の技術者不足が見込まれている状況です。
※1…Enhancement Package(EhP)と呼ばれる機能拡張パッケージのレベルによりサポート期限が異なります。
JSOLが提供するJSOLベーシスサービス
前節までに見てきましたように、
・RISE with SAPの利用が進んでいるが、全てのベーシス作業をRISEの対応では賄えず、プロジェクトのベーシス担当が必要
・S/4HANAへの移行、バージョンアッププロジェクトの集中によりベーシス技術者が不足している
という状況に対応するソリューションとしまして、JSOLでは「RISE with SAP ベーシスサービス」を提供しています。
本サービスでは、JSOLの豊富なSAPプロジェクトの実績を基に、徹底的な標準化、プロジェクト推進資材のアセット化を図っており、下記を実現しています。
①安全/安心、高品質なSAPシステムの導入・移行プロジェクトを推進
標準化されたアセットを利用して、短期間で高品質、安全/安心なSAPシステムの導入・移行を推進。
②広範囲な製品・SAPベーシスタスクをカバー
幅広い製品知識や業務システムの運用実績を基に、SAP以外のシステム(ジョブ管理、インターフェース管理、帳票管理など)の導入・運用が可能。要件定義~設計・構築~テスト・移行~保守・運用まで、一気通貫でのプロジェクト推進・保守を提供。
③独立したベーシスサービスとして、他社アプリケーションベンダーさまによる利用が可能
SAPバージョンアップ案件のプロジェクトマネジメント経験者など、プロジェクト全体を俯瞰できるメンバーや、ジョブ・インターフェース・帳票などの処理方式設計・実装の経験が豊富なメンバーが、お客さま、アプリケーション担当と連携してプロジェクトを確実に推進。
また、サービスでは新規導入、移行(ERP6.0からS/4 HANAへの移行、S/4HANAのバージョンアップ)プロジェクトに対応しており、ジョブ、インターフェース等のSAP連携周辺システムの提供や、SAP社SaaSとの接続、本番稼働後のシステム監視・運用の提供など幅広いメニューをオプションとして選択・利用することができます。
まとめ
「RISE with SAP」の利用やSAPの「2025、2027年問題」など、SAP導入・移行に当たって必要となる「SAPベーシス」領域を取り巻く状況を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
特にS/4HANAへの移行に関しては、ERP6.0の保守サポート期限が2年間延長されましたが、SAPシステムの刷新の検討期間としては、十分に長い猶予が与えられた訳ではありません。この期間で自社のシステムの位置づけを再確認して、社会の変化に対応できる「システム」または「体制」を整えることの検討が必要です。
JSOLは、本ブログでご紹介しましたように、システム刷新や導入検討時にネックとなる体制のリソース不足解消の一助となるベーシスサービスを提供できます。
ぜひSAPシステムの導入・移行をご検討の際には、お声がけください。
SAP BASIS ソリューション
https://promotion.jsol.co.jp/sap/basis.html
RISE with SAPってなに?5分で知るRISE with SAP魅力とは
https://promotion.jsol.co.jp/sap/blog/rise-with-sap-vol1.html